越前がにとは?|他ズワイガニとの違いは?|カニ料理専門店やなぎ町

越前がにとは?|他ズワイガニとの違いは?|カニ料理専門店やなぎ町

越前がにとは|ズワイガニ主要ブランドの違い・タグ色・水揚げ港まとめ

本記事では、冬の代表格「越前がに(雄のズワイガニ)」の定義、各地ブランド(松葉ガニ・加能ガニ・間人ガニ 等)との違いを、味が変わる2つの要因①漁場環境②水揚げ後の取り扱い)から整理します。タグ表示や解禁時期、確認のポイントも併せて記載します。

越前がにとは(定義とタグ)

越前がには、福井県内の港に水揚げされた雄のズワイガニの呼称です。正規品の標識として、右爪の根元に黄色いタグ(産地・港名入り)が取り付けられます。2018年以降は地理的表示保護(GI)に対応したタグが導入されています。

越前がにの黄色タグ(右爪根元)
茹で上げた越前がに

ズワイガニ主要ブランドと呼称の違い

ズワイガニは地域・水揚げ港によりブランド名が異なります。

主要ブランドのタグ色と水揚げ地域
ブランド名 タグの色 水揚げされる地域
越前ガニ 黄色 福井県(越前漁港、三国港、敦賀港)
加能ガニ 水色 石川県(金沢港、橋立港、輪島港)
間人ガニ 京都府(間人漁港)
津居山ガニ 兵庫県(津居山港)
柴山ガニ ピンク 兵庫県(柴山漁港)
浜坂ガニ 兵庫県(浜坂港)
鳥取松葉ガニ 鳥取県

雌は地域によりセイコガニ(福井)、香箱ガニ(石川)、コッペ等と呼称が異なります。

越前がにと他のズワイガニは何が違う?

① 漁場の近さと急深地形

越前海岸は急深で、ズワイガニの主生息域(水深約250〜400m)が岸から近く、漁場まで約37〜56km(船で約1〜2時間)。港から近い漁場のため日帰りでの水揚げが可能で、活きた状態のまま競りへかけられる体制が整っています。段々畑のように水深帯が連続する地形も、生息に適した環境を生みます。

越前海岸の急深地形と近い漁場(37〜56km/1〜2時間)のイメージ

② 暖流・寒流の交差と豊富な餌環境

越前沖は暖流と寒流が交わる海域で、栄養塩に富んだ環境が植物プランクトンを育て、小魚や甘えびなどの餌生物が豊富です。甲羅の黒いツブツブ(カニビル卵)が適度に付く個体は、良好な生息域にいた目安とされます。

③ 活きたまま水揚げされる体制

漁獲直後に船内の海水水槽で活かし、生きたまま帰港。そのまま競りにかけられる体制は全国でも珍しく、新鮮な状態で市場に届きます。

活きたまま水揚げされる体制(船内海水水槽から競りへ)のイメージ

④ 小型船主体・日帰り漁

越前漁港は小型底びき網船が多数を占め、目の前の越前沖を主漁場とするため沖泊まりをせずに日帰り操業が中心です。これにより港への持ち帰りが速く、取扱のタイミングが揃います。

小型船主体・日帰り操業(越前沖を主漁場)のイメージ

⑤ 資源保護の取組み

自主規制による漁期短縮や、ズワイガニや小型魚を逃がせる改良網「越前網」の使用、禁漁期の海底耕耘など、次世代へ資源をつなぐ取り組みが行われています。

当店の取り組みと確認事項

当店では、越前漁港で水揚げされた越前がにをすぐに競り落とし、すぐに店舗に輸送し専用の活がに用水槽に入れて雑味の原因になる泥を吐かせて、頻繁にカニの状態監視をしております。

店舗の活け管理用水槽
水槽で活け管理。体力や甲羅の張り、脚落ちの有無を確認。
活きた越前がにの状態確認
カニの状態を確認

よくある質問(FAQ)

Q. 越前がにと松葉ガニ/加能ガニの違いは?
いずれも雄のズワイガニですが、水揚げ港(産地)でブランド名が変わる点が相違です。扱う漁場環境や処理基準の差が外観や身質に反映されます。
Q. 漁期はいつですか?
越前がに(雄)は毎年11月6日頃〜翌年3月20日頃、雌(セイコガニ)は年末までの短期が一般的です。各年の詳細は自治体・漁協の公表をご確認ください。
Q. ベニズワイガニとの違いは?
別の種類で、水分量や価格帯などが異なります。
Q. タグはどこを見ればよいですか?
右爪の根元に取り付けられた黄色タグ(港名・ブランド名、2018年以降はGI対応タグ)を確認してください。

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